研究課題/領域番号 |
20602005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
疼痛学
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
井辺 弘樹 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60326353)
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研究分担者 |
仙波 恵美子 (仙波 惠美子) 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (00135691)
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連携研究者 |
木村 晃久 和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (20225022)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ストレス / 疼痛学 / 下行性疼痛調節系 / 下行正疼痛調節系 |
研究概要 |
慢性ストレスは疼痛を増強する作用があると考えられている。これまで、寒冷環境、拘束ストレス、強制水泳などに繰り返し暴露することにより、動物に痛覚過敏(疼痛反応の増強)が生じることが報告されてきた。しかし、慢性ストレスが痛覚過敏を起こすメカニズムは現在まで明らかにされていない。人や動物の脳には、痛みをコントロールする下行性疼痛調節系が存在している。本研究において、下行性疼痛調節系の一部を破壊した動物では、慢性ストレスによる痛覚過敏が認められなかった。これら実験結果より、慢性ストレスによる痛覚過敏に下行性疼痛調節系からの入力が関与することが明らかとなった。
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