研究課題/領域番号 |
20604001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会秩序学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
福住 多一 筑波大学, 人文社会系, 講師 (90375387)
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研究分担者 |
小川 佳樹 早稲田大学, 法学学術院, 准教授 (20329056)
仲 重人 筑波大学, 人文社会系, 教授 (50275393)
川島 康男 中央大学, 経済学部, 教授 (00062175)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2010年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 刑事法学 / 法と経済学 / ゲーム理論実験 / 進化ゲーム理論 / フレーム効果 / 産業組織論 / ゲーム理論 / 経済理論 / 証拠法 / 行動ゲーム理論 / 刑事訴訟法 / insection game / 犯罪率 / 裁判 |
研究概要 |
刑事訴訟における自白や黙秘権、証拠法にまつわる議論は、戦略的な環境における一種のゲームの議論とみなすことが出来る。本研究は、刑事訴訟に関するゲーム理論モデルの構築・分析を行った。続けて法と経済の境界領域の応用・実験研究を行った。刑の重さ・犯罪の価値・犯罪の社会的費用などの変化が、犯罪や冤罪の発生確率に与える影響を明らかにした。企業の垂直統合にまつわる応用研究も行い、独占禁止法などの公的規制について理解を深めた。ゲーム理論モデルの実験を実施する中で、必ずしも合理的ではない実際の被験者の行動に、実験フレームや初期保有ポイントの格差が強く影響することが顕在化し、これらに関して進化ゲームの理論的研究や応用実験を試みた。
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