研究課題
基盤研究(C)
研究代表者は、細胞に巨大な液胞を形成させる化合物を見出した。この化合物の作用機構を明らかにすることによって、液胞形成機構を解明することを目的とした。まず、液胞の由来を明らかにする目的で、各種オルガネラマーカータンパク質に対する抗体を用いて、免疫染色を行った所、AAE1およびM6PRという初期・後期エンドソームの局在が変化していた。そこで、生細胞におけるエンドソームの形態を観察したところ、エンドソーム同士の融合を介してエンドソームが巨大化していることを明らかにした。さらにこの化合物は、オートファジーをも誘導することが明らかとなった。
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