研究課題
基盤研究(C)
抗癌活性をもつ化合物Spliceostatin A(SSA)はスプライシングに必要なSF3b複合体に結合し、スプライシング機能を阻害する。本研究では、SSAによる分裂酵母全タンパク質の細胞内局在(ローカリゾーム)に対する影響を網羅的に解析する「ケミカルローカリゾーム」解析を実施した。SSA処理後に核小体へ移行するタンパク質にはリボソーム生合成に関与するものが多く存在していた。この結果より、Spliceostatin Aがリボソームプロセシング過程に影響することが示唆された。
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J. Biol. Chem. 283
ページ: 10745-52