研究課題/領域番号 |
20612005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
佐藤 渉 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (90333319)
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研究分担者 |
大久保 嘉高 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (70201374)
上野 秀樹 理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 専任研究員 (50281118)
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連携研究者 |
今井 伸明 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (80373273)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 超微細相互作用 / 超巨大磁気抵抗 / RIビーム / 摂動角相関 / ペロブスカイト / マンガン酸化物 / γ線摂動角相関 / ペロフスカイト / 核物性 / マンガナイト |
研究概要 |
ペロブスカイト型希土類マンガン酸化物のLao_<0.7>Ca_<0.3>MnO_3は巨大磁気抵抗効果を発現する物質として知られている。本研究ではこの酸化物の磁気的な性質を原子レベルで理解することを目的として、格子位置における局所構造の温度変化をγ線摂動角相関法で調べた。希土類サイトを不純物として占有するCe原子はMnからのtransferred fieldを感じているのに対して、非磁性不純物のCdは磁気転移点以下でも磁場を感じていないことが明らかとなった。これらの実験結果は、Ce原子核位置での局所磁場は自身のもつ4f電子のスピン偏極に由来することを示唆している。
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