研究課題/領域番号 |
20612012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
量子ビーム
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
陳 進華 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 研究主幹 (30370430)
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研究分担者 |
浅野 雅春 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 量子ビーム応用研究部門, 嘱託 (50370341)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 燃料電池用触媒 / 放射線グラフト / 触媒 / 燃料電池 / 放射線還元 / 白金微粒子 / 炭素材料 |
研究概要 |
金属イオン水溶液は放射線照射により高い還元性を持つ水和電子、プロトンラジカルを生成し、それが金属イオンを金属に還元させる。さらに、イソプロピルアルコールを添加することで、酸化水素ラジカルが捕捉され、放射線の還元能力がさらに高められる。本研究では、白金錯体、高分子電解質、炭素担体およびイソプロピルアルコールを含む燃料電池触媒層組成物を放射線照射することで、白金錯体が白金微粒子に還元され、炭素担体表面に担持できたため、燃料電池触媒層の簡便なプロセスを確立することができた。また、触媒層の作製条件および白金微粒子の担持量に及ぼす燃料電池性能への影響について検討し、炭素担体としてのカーボンブラックとカーボンチュープを配合することで、0.1mg/cm^2の超低白金担持量でも、最大エネルギー密度が0.6W/cm^2に達することが分かった。
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