研究課題/領域番号 |
20613005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
元素戦略
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小橋 真 (小橋 眞) 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (90225483)
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研究分担者 |
久米 裕二 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (30377890)
金武 直幸 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (00115552)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 複合材料 / 窒化アルミニウム / in situ反応 / 無加圧浸透法 / 反応浸透法 / 低温合成 |
研究概要 |
窒化アルミニウム(AlN)の製造方法として溶融アルミニウムの粉末プリフォームへの自発的浸透法を検討した。粉末プリフォームとして、チタン粉末と窒化ホウ素粉末を混合して使用した。この研究では、溶融アルミニウムの浸透可否に及ぼす温度、粉末組成、プリフォーム相対密度の影響などを明らかにした。また、微視組織に及ぼす同条件の影響も調査した。溶融アルミニウムの温度が1000℃以上であれば、BNを含む粉末相に自発的に浸透し、粉末組成の影響を強く受けないことを見いだした。また、AlNの生成量は1400℃以上の加熱で顕著に増加した。アルミニウムの量が不足するとBNが分散相として残留し、さらに型寸法転写性も低かった。アルミニウムをリッチに含む試料については、アルミナ製の型内形状を非常に精密に転写し、寸法精度も高いことが実証された。
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