• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

育児支援のための乳児用ベッドの開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20650116
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 生活科学一般
研究機関九州大学

研究代表者

藤 智亮  九州大学, 大学院・芸術工学研究院, 助教 (60274544)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2008年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードベビーベッド / 少子化 / 乳児 / 育児支援 / 設計工学
研究概要

平成20年度までに、乳児用ベッドの外観デザイン、ベッドに揺動運動を与える機構の設計、さらに保育者支援の立場から乳児の状態に応じて適切にベッドに揺動運動を与えるシステムの構築をおこない、これらの検討・設計を基に実用1号機を製作した。
平成21年度は実用1号機を使用した約20名のユーザーの意見を踏まえて、改良型ベッドを設計・製作した。具体的実施内容は以下の通りである。
1. 保育者支援の観点から、保育者が操作しやすいリモコンインターフェースをデザインするとの目的に対して、タッチパネル式の大きなリモコンから、ボタン式の小さなリモコンに改良した。
2. 質量が大きすぎるとの意見に対し、個々の構成部品への要求を精査することにより、質量を65kgから45kgに小さくした。さらに4輪のうち2輪に使用していたホイールをキャスターに変更した。これらの改良の結果、女性でも容易に移動可能なベッドとなった。
3. ベッドの安全性の向上については、とくに安全に対して意識が強い子どもプラザの職員の方々の意見を参考にして、角や凸部を排除したベッドケージ部を新設計した。また、モーター容量を40Wから25Wとして過負荷により自ずと停止するとの考え方で安全性を高めた。モーターに関しては当然ながら電流検知により逐次負荷は把握して上でベッドを揺動させることにしている。
以上の改良を加えたものを、電動スウィングベッド「スイマスマート」と命名して製品化した。この製品は、育児負担の軽減に役立つものであり、少子化社会対策として有用なものであると考えている。

報告書

(2件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008 その他

すべて 学会発表 (1件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 育児支援のための乳児用ベッドのデザイン提案2008

    • 著者名/発表者名
      藤智亮
    • 学会等名
      日本設計工学会平成20年度秋季大会研究発表講演会
    • 発表場所
      崇城大学(熊本県)
    • 年月日
      2008-10-11
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://suima.jp

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi