研究課題/領域番号 |
20650128
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
白井 暢子 独立行政法人物質・材料研究機構, 生体材料センター, 主席エンジニア (10399404)
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研究分担者 |
上村 渉 東京大学, 医学系研究科, 助教 (80399394)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2010年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2009年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2008年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | DDS / 希少糖 / 機能性食品 |
研究概要 |
アロースについてラットを用いて経口投与試験を行った。5週齢の雄ラットを7群に分け15~25g/kg B.W.のアロースを投与し48時間後まで経過観察を行いBehrens-Karber法によりLD_<50>を算出したところ、20.5gg/kg B.W.とプシコースやスクラロース等の他の希少糖(16g/kg B.W.)と比較してやや高い値が示された。さらに、ラットに0.3%~3%のアロースを含む食餌中を与え、6ヶ月間長期投与を行ったところ、食餌摂取量、体重増加量、体脂肪率、血清生化学等はコントロール食を摂取した群に比べて有意な差は無くアロースの安全性が示された。また、これらの結果よりアロース単体での一日摂取許容量(ADI)を設定した。 プシコース、アロースおよびグルコースに対し、アミノ酸ないしアミノ酸誘導体をアミノカルボニル反応にて導入する方法を確立し、これらの複合体を高分子多糖であるアルギン酸に脱水縮合反応によって担持し、DDS薬物を作製する方法を開発した。これにより、希少糖-DDSシステムにおける原料供給と薬物製造に関する基盤技術開発が達成された。合成した化合物の構造は担体と希少糖との複合体形成による溶解性の変化を確認した。担体と希少糖との相互作用はHPLC、UV、元素分析から評価した。具体的には、希少糖-DDSキャリア複合体の化学量論比、濃度依存性を測定し、複合体形成に対する反応溶液の親疎水性、pH、温度による影響の評価とした。
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