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科学的リテラシー概念から見たBSCSカリキュラム開発のポリティクスの研究

研究課題

研究課題/領域番号 20650130
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関静岡大学

研究代表者

丹沢 哲郎  静岡大学, 教育学部, 教授 (60272142)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2009年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2008年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードアメリカ / BSCS / カリキュラム開発 / 科学的リテラシー
研究概要

本年度は、約1週間にわたりBSCS本部を訪問し、BSCS設立後カリキュラムが出版されるまでの約5年間(1958-1963)の関連資料収集をまず行った。収集資料は300ページを超える量となり、スタッフ間の書簡、会議議事録、報告書、書籍等から収集を行った。そして、BSCSのディレクターであるJanet Carlsonや、カリキュラム開発センター・ディレクターのPamela Von Scotterらと意見交換を行った。彼らからは、この意見交換の中でも各種の参考文献を紹介してもらい、帰国後古書店等を通じて貴重な資料収集を行うことができた。
続いて、これら収集資料の分析を行った結果、「BSCSのカリキュラム開発の方針決定に関しては、初代ディレクターであるArnold Grobmanが決定的な役割を果たしていたこと、またSteering Committeeがその重要な会合に位置づけられていたこと、さらに各種のマスコミ報道を巧みに利用しつつ科学的リテラシーの考え方も取り入れた方針を確定していったこと、しかし科学的リテラシー概念をかねてより強く主張していたPaul Hurdが、実はBSCS内ではそれほど大きな影響力を及ぼしていなかったこと」などが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] BSCSと科学的リテラシー : BSCSは誰を対象にしたカリキュラムを開発したのか2010

    • 著者名/発表者名
      丹沢哲郎
    • 学会等名
      日本生物教育学会第88回全国大会
    • 発表場所
      東北工業大学
    • 年月日
      2010-01-09
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] アメリカBSCSにおける教育研究とカリキュラムの統合の歴史2009

    • 著者名/発表者名
      丹沢哲郎
    • 学会等名
      日本科学教育学会第33回年会
    • 発表場所
      同志社女子大学
    • 年月日
      2009-08-26
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 1980年代以降のアメリカBSCSの動向2009

    • 著者名/発表者名
      丹沢哲郎
    • 学会等名
      日本生物教育学会第86回全国大会
    • 発表場所
      中村学園大学
    • 年月日
      2009-01-10
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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