研究課題/領域番号 |
20658053
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業経済学
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研究機関 | 福井県立大学 |
研究代表者 |
北川 太一 福井県立大学, 経済学部, 教授 (60224953)
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研究分担者 |
柴垣 袷司 (柴垣 裕司) 静岡大学, 農学部, 准教授 (40260583)
板橋 衛 愛媛大学, 農学部, 准教授 (90289645)
小山 良太 福島大学, 経済経営学類, 准教授 (60400587)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2008年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 農業協同組合 / 地域農業 / 地域社会 / 組合員組織 / 事業方式 |
研究概要 |
本研究は、組合員が事業・活動や組織運営の主人公となり、地域社会と共存共栄していけるような農協の存立可能性を展望するために、その基礎となる「協同理論」を再構築するための第一ステップとして位置づけられるものである。 本年度(平成21年度)も引き続き、(1)地域農業ならびに地域社会と農協(協同組合)との関係構築の方向性、(2)農協の内部構造変質下での協同組合らしい組織運営および事業方式、(3)多様な「非営利協同セクター」との連携可能性、という課題を設定して、研究メンバーによる既存研究のサーベイと問題提起に関する研究会を開催し、検討を進めた。 その結果、(1)現代的な意味での協同組合らしい組織・運営、事業方式に開する理論深化、(2)これからのJAの将来像として「地域協同組合化」を想定できるが、その具体的なイメージ、実現条件に関する理論深化、(3)集落営農の進展や組合員組織の変貌のなかで、産地形成や営農指導事業に関する現代的な位置づけと理論深化、(4)NPO法人などの非営利協同セクターの台頭の中で、新たな事業領域も念頭に置いた非営利協同セクター間での連携理論の構築、などの必要性を明らかにした。
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