• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

裁判員制度のための鑑定書の三次元画像化にかかる研究

研究課題

研究課題/領域番号 20659106
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 法医学
研究機関東京大学

研究代表者

吉田 謙一  東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (40166947)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2009年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2008年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード裁判員裁判 / 鑑定書 / 三次元画像 / 法医学
研究概要

平成20年度、最高検察庁が招集した「法医学に関する研究取りまとめ」検討会において、三次元画像の使用について、諮問を受けた。そこで、研究協力者である瀬尾拡史(東大医学部5年)が模擬裁判のモデル事例をもとに三次元画像による鑑定書説明図を作成し、実際、模擬裁判において使用し、好評を博した。この図は、同検討会の「とりまとめ」報告書として、全国の裁判所、検察庁、法医学教室等に送付された。また、NHKをはじめとして、いくつのメディアにより報道され、注目された。これとは別に、実際の事件の鑑定書に複雑な損傷を三次元で復元したものを添付した。
平成21年5月、東京地方裁判所における裁判員裁判第一号事件の公判において、瀬尾が作成した三次元画像が証拠として採用され、裁判員、裁判官、その他の好評を博した。
平成21年5月、福岡県弁護士会主催のシンポジウムにおいて、この会のために作成した三次元画像と通常の図による鑑定書のプレゼンを行い、アンケートを実施した。その結果、三次元画像の有効性が確認された。
瀬尾は、各種の会において、自ら作成した三次元画像を提示し、その有効性のPRにつとめ、これらの実績が評価され、平成21年度、東京大学総長賞大賞を受賞した。

報告書

(2件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 3DCGを用いた鑑定2009

    • 著者名/発表者名
      吉田謙一、瀬尾拡史
    • 雑誌名

      日本医事新報 4429

      ページ: 49-52

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
    • 査読あり

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi