研究課題/領域番号 |
20659227
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
片倉 隆一 宮城県立がんセンター(研究所), 病理学部, 特任研究員 (10442675)
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研究分担者 |
島 礼 宮城県立がんセンター(研究所), 薬物療法学部, 部長 (10196462)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2009年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2008年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 中枢リンパ球系リンパ腫 / 免疫グロブリン / CDR3 / 遺伝子発現異常 / 中枢神経系リンパ腫 |
研究概要 |
1.中枢神経系リンパ腫の発生と免疫グロブリンの遺伝子再構成に関して 中枢神経系リンパ腫治療後に、頭蓋外にリンパ腫が発生してきた症例、および頭蓋内の遠隔再発が見出された症例について、昨年に引き続き両者が同じクローンであるか否かを調べた。具体的には以下の実験をおこなった。免疫グロブリンのH鎖可変部に存在する3つの超可変部(CDR1,CDR2,CDR3)のうち、特にCDR3に注目し、各サンプルのこの部位の全塩基配列を決定した。CDR3の増幅は、2段階のPCR(nested PCR)により、目的の領域を増幅させ、TAクローニングによりプラスミドに導入し、全塩基配列を決定した。加えて、新たな遺伝子の変異の有無に関して調べた。 2.脳腫瘍の発生に関わる遺伝子の発現および機能に関して 各種遺伝子の異常発現をスクリーニングする課程で、以下の2つの遺伝子が脳腫瘍の発生に深く関与することを明らかにした。(1)DUSP26遺伝子の発現低下が、細胞間接着の低下を引き起こし悪性化の原因となることが示唆された(Oncogene 2010)。(2)CDC25Aの発現がKi-67値と高い相関を示すことを明らかにした(J Neurooncol in press)。
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