• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

新規SOX9結合核蛋白質の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 20659231
研究種目

萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関京都大学

研究代表者

秋山 治彦  京都大学, 医学研究科, 准教授 (60402830)

研究期間 (年度) 2008
研究課題ステータス 完了 (2008年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2008年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
キーワードSox9 / 核蛋白 / 遺伝子改変マウス / 転写コンプレックス / 転写制御
研究概要

Sox9発現細胞からAffymetrix社GeneChipでゲノムワイドスクリーニングにより得られた未知の新規遺伝子(仮称NF-V)はII型コラーゲン遺伝子4x48bpレポーター遺伝子およびSox9遺伝子とともにC3H10T1/2細胞に共発現させた際、Sox9遺伝子のレポーター遺伝子誘導活性を増強する核タンパクである。このNF-Vの生体内での、特に軟骨細胞での機能を明らかにするため、コンディショナルアレルをもつ遺伝子改変マウスの作製を試みた。しかし、NF-Vにはsplice variantが存在して、さらにそのsplice variantは軟骨分化およびII型コラーゲン遺伝子発現に対して抑制的に作用しNF-Vの機能と拮抗する事が明らかとなった。よってNF-V特異的に遺伝子を欠失させるためのコンディショナルアレルの作製が困難であるのが現状である。
Sox9転写コンプレックス構成因子の探索のため軟骨細胞に発現している遺伝子より作製した発現ライブラリーを酵母two-hybrid法によりスクリーンングした。その結果いくつかの核タンパク質を同定した。これらの核内タンパク因子はC3H10T1/2細胞を用いたSox9との共発現系においてII型コラーゲン遺伝子4x48bpレポーター遺伝子の発現を亢進した。また免疫沈降法によりSox9と結合する事も明らかとなった。現在クロマチン免疫沈降法によってSox9やNF-VとII型コラーゲン遺伝子上で結合しているかどうかを検討中である。

報告書

(1件)
  • 2008 実績報告書

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi