研究課題/領域番号 |
20659267
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
耳鼻咽喉科学
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研究機関 | 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究 |
研究代表者 |
加我 君孝 独立行政法人国立病院機構(東京医療センター臨床研究, センター長 (80082238)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2009年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2008年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 先天難聴 / MRI / 髄鞘化 / 正常聴力 / テンソール軸索画像 / 言語中枢 / 聴覚 / 両耳性 / 可塑性 / 人工内耳 / 小耳症 |
研究概要 |
目的:先天難聴による入力非依存性聴覚伝導路の髄鞘化が正常聴力児と比べ差があるか明らかにする 研究実施計画: 1.コントロールについて(正常聴力) 平成20年度と同様に1.5テスラーのMRIを用い、髄鞘化の解析も同じ解析プログラムを用いた。今年度は言語活動と関係する一次聴覚野、二次聴覚野(ウェルニッケ中枢)、角回、第3前頭回(ブローカ中枢)の髄鞘化に関するR-O-Iとテンソール画像のデータを集めた。 2.入力非依存性中枢聴覚伝導路群(難聴群) 平成20年度同様に高度難聴を呈するa.内耳・内耳道奇形群とb.ほぼ聴力の廃絶された内耳・内耳道奇形群に、c.小児神経疾患についてコントロール同様、言語活動に関与する高次脳の各中枢の髄鞘化を調べた。さらに、テンソール軸索画像を用い、各一次中枢と言語中枢間の弓線維や交連線維が髄鞘化しているか否かを調べた 研究成果:以上の研究から、先天難聴児の脳の髄鞘化は正常児と差がないことが明らかとなった。
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