研究課題/領域番号 |
20659354
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 山形県立保健医療大学 |
研究代表者 |
遠藤 恵子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 教授 (00310178)
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研究分担者 |
井上 京子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 准教授 (70299791)
菊地 圭子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (00444927)
柴田 治子 山形県立保健医療大学, 保健医療学部, 助教 (20514227)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2010年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2009年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2008年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
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キーワード | 性教育 / 知的障がい児 / 看護学 |
研究概要 |
1.知的障がい児の性的健康支援の実態と課題に関する調査の公表、意見交換 20年度に特別支援学校の児童生徒の保護者と教員を対象に実施した調査から、高等部の保護者の性教育に関する意識を分析した。保護者は、日常生活ルールと同様、性行為や避妊、性感染症に関する教育が必要と考えていた。しかし、家庭で実施している保護者は少数で、家庭では何を教えたらよいかわからず、家族全体で話し合いをもてていなかった。避妊について、男子の親に比べ女子の親の方が必要と認識していた。この調査結果を、14^<th> East Asian Forum of Nursing Scholarsで発表した。 2.児の特徴に応じた個別指導に必要な教育目標指針の検討 特別支援学校で知的障がい児に性教育を実施している教員を対象に面接調査を行った。また、特別支援学校高等部の性に関する授業に参加し、障がいをもつ生徒の実態に即した教育目標について学校関係者と意見交換し、教育目標指針について検討した。さらに、知的障がい児・者指導の経験者を講師とした研修会を開催し、障害の特徴をふまえた介入のあり方を検討した。 児の特徴に応じた個別指導に必要な 3.知的障がい児の性的健康支援ネットワークの構築 関連学会に参加し、専門家から助言を受けた。特別支援学校の教員や知的障がい者施設の関係者と情報交換し、連携をはかった。22年度は、特別支援学校に加え、特別支援学級の教員との情報交換も開始した。
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