高融点金属粉末の常温固化成形法の開発と強度向上に関する研究

• 研究課題/領域番号: 20686009
• 研究種目: 若手研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 機械材料・材料力学
• 研究機関: 信州大学
• 研究代表者: 中山 昇 信州大学, 工学部, 准教授 (80336445)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 25,480千円 (直接経費: 19,600千円、間接経費: 5,880千円); 2010年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円); 2009年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円); 2008年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
• キーワード: 材料設計 / 粉末冶金 / 金属粉末 / Ti / 強ひずみ加工

研究概要

金属が再結晶せず、圧縮負荷とせん断荷重と塑性流動により強固な酸化膜を破壊して、金属粉末を固化成形できる新しい成形プロセス「常温圧縮回転せん断法(CROSM-RT)」を開発した。この成形プロセスを開発することで、高融点材料であるTi粉末等を室温で成形が可能であり、粉末冶金を利用した成形加工なのでニアネットシェイプ化できる。本成形プロセスは材料の強度向上とニアネットシェイプを同時に行う成形プロセスであると考える。

研究成果

• [学会発表] 常温圧縮回転せん断法を用いたチタン粉末の固化成形に及ぼす回転数の影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 花岡直紀, 土屋善裕, 中山昇, 加藤聡, 武石洋征, 三木寛之
  • 学会等名: 日本非破壊検査協会 第42回応力\ひずみ測定と強度評価シンポジウム講演論文集, pp.85-88
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 常温圧縮回転せん断法を用いたチタン粉末の固化成形に及ぼす回転数の影響 (2011)
  • 著者名/発表者名: 花岡直紀, 土屋善裕, 中山昇, 加藤聡, 武石洋征, 三木寛之
  • 学会等名: 日本非破壊検査協会,第42回応力・ひずみ測定と強度評価シンポジウム
  • 発表場所: 東京
• [学会発表] 常温回転せん断法のツール形状が及ぼすTi粉末成形体の組織変化 (2010)
  • 著者名/発表者名: 増田優二, 中山昇, 三木寛之, 武石洋征
  • 学会等名: 日本機械学会 北陸信越学生会 第47期総会・講演会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2010-03-10
• [学会発表] 圧縮回転せん断法を用いたチタンコーティング法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 加藤聡, 中山昇
  • 学会等名: 日本機械学会 北陸信越学生会 第39回学生卒業研究発表会
  • 発表場所: 新潟大学
  • 年月日: 2010-03-09
• [学会発表] Consolidation of Ti powder by a Compression Rotation Shearing Methodunder Room Temperature (2010)
  • 著者名/発表者名: S. Kato, N. Nakayama, H. Miki, H. Takeishi
  • 学会等名: Proceedings of The Tenth International Symposium on Advanced Fluid Information and Transdisciplinary Fluid Integration, pp.116-117
  • 発表場所: sendai JAPAN
• [学会発表] 圧縮回転せん断法を用いた医療用部材の開発への検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 加藤聡, 中山昇, 武石洋征, 三木寛之
  • 学会等名: 平成22年度日本非破壊検査協会秋季講演大会講演概要集,pp.79-80
  • 発表場所: 沖縄
• [学会発表] 常温回転せん断法のツール形状が及ぼすTi 粉末成形体の組織変化 (2010)
  • 著者名/発表者名: 増田優二, 中山昇, 三木寛之, 武石洋征
  • 学会等名: 日本機械学会北陸信越学生会第47期総会・講演会講演論文集,pp.95-96
  • 発表場所: 新潟
• [学会発表] 圧縮回転せん断法を用いたチタンコーティング法の開発 (2010)
  • 著者名/発表者名: 加藤聡, 中山昇
  • 学会等名: 日本機械学会北陸信越学生会第39回学生卒業研究発表会講演会講演論文集,pp.11-12
  • 発表場所: 新潟
• [学会発表] Consolidation of Ti powder by a Compression Rotation Shearing Method under Room Temperature (2010)
  • 著者名/発表者名: S.Kato, N.Nakayama, H.Miki, H.Takeishi
  • 学会等名: The Tenth International Symposium on Advanced Fluid Information and Transdisciplinary Fluid Integration
  • 発表場所: sendai JAPAN
• [学会発表] 圧縮回転せん断法を用いた医療用部材の開発への検討 (2010)
  • 著者名/発表者名: 加藤聡, 中山昇, 武石洋征, 三木寛之
  • 学会等名: 平成22年度日本非破壊検査協会秋季講演大会
  • 発表場所: 沖縄
• [学会発表] Fabrication of Composite Material by Compression Shearing Method under Room Temperature (2009)
  • 著者名/発表者名: N. Nakayama, H. Miki, H. Takeishi:
  • 学会等名: Proceedings of The Ninth International Symposium on Advanced Fluid Information and Transdisciplinary Fluid Integration, pp.86-87
  • 発表場所: sendai JAPAN
• [学会発表] 常温圧縮回転せん断法によるTi粉末の固化成形に及ぼす成形条件の影響 (2008)
  • 著者名/発表者名: 増田優二, 中山昇, 三木寛之, 武石洋征
  • 学会等名: 日本塑性加工学会, 第59回塑性加工連合講演会
  • 発表場所: 広島大学工学部
  • 年月日: 2008-11-09
• [学会発表] 常温圧縮回転せん断法によるTi粉末の固化成形に及ぼす成形条件の影響 (2008)
  • 著者名/発表者名: 増田優二, 中山昇, 三木寛之, 武石洋征
  • 学会等名: 日本塑性加工学会,第59回塑性加工連合講演会講会講演論文集,pp.445-446
  • 発表場所: 広島