研究課題/領域番号 |
20686033
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
水工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
鼎 信次郎 東京工業大学, 大学院・情報理工学研究科, 准教授 (20313108)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
20,410千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 4,710千円)
2010年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2009年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
2008年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 水資源モデル / 世界水危機 / バイオ燃料 / 世界水資源 |
研究概要 |
本研究は全球統合水資源モデルH08を用いて、世界のバイオ燃料ポテンシャルの推定を行ったものである.7種類バイオ燃料作物として想定し,栽培地には(i)休耕地(ii)牧草地を除いた草地(iii)森林の一部を選んだ.その結果,世界のバイオ燃料ポテンシャルは最大約1000EJと推定した.これには栽培地選定が大きく影響し,灌漑水や地下水は直接使わないものの,食料生産や生態系保持とバイオ燃料生産との非灌漑土地およびGreen Waterに関する競合は大であった.大規模バイオ燃料生産が許されるかは、上記のような土地を全て人類のために使ってしまうかどうかの判断に依存する.全球統合水資源モデルを用いて,水循環と食料とバイオ燃料とを同時に評価できる数値モデル・フレームワークが構築されたことは大きな進展である.
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