配分額 *注記 |
21,320千円 (直接経費: 16,400千円、間接経費: 4,920千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2009年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2008年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
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研究概要 |
本研究は,接合部の劣化を考慮した伝統的木造建築の地震時挙動を解析的に明らかにすることを目的としている。伝統的木造建築の構造性能は接合部性能に依存しており,接合部の劣化が建物の構造性能に及ぼす影響を定量的に評価することは極めて重要であるが,接合部種類の多様性に加え劣化そのものの不確定性により,体系的な研究は行われていないのが現状である。本研究は,(1)劣化した木材の材料試験・接合部実験,(2)接合部モデルの提案,(3)伝統的木造建築の地震応答解析,(4)伝統的木造建築の微動測定と地震観測,(5)実測結果との比較検証,により接合部の劣化を考慮した伝統的木造建築の構造性能評価を行った。
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