研究課題/領域番号 |
20686047
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
土山 聡宏 九州大学, 大学院・工学研究院, 准教授 (40315106)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 14,700千円、間接経費: 4,410千円)
2009年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2008年度: 16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
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キーワード | 強度勾配 / 加工用薄鋼板 / 強度傾斜鋼板 / ステンレス鋼 / 固相窒素吸収法 / 固溶強化 / 引張特性 / 曲げ加工 / 傾斜機能材料 / 固相窒素吸収処理 / 応力-歪み曲線 / プレス成形 |
研究概要 |
プレス成形用薄鋼板の力学特性を制御するための新しいアプローチとして、板厚方向に対して材料強度を連続的に変化させることの有効性について検討を行った。本研究では、ステンレス鋼中の窒素の濃度分布を変化させることによって、鋼板の表面を最大強度に調整した材料、および中心部を最大強度に調整した材料(強度傾斜鋼板)を製造し、その力学特性の評価を行った。その結果、同一の引張強さを有する鋼板であっても強度傾斜によって曲げ強度が顕著に変化することが明らかとなり、本手法によりプレス成形用薄鋼板の力学特性を改善できる可能性が示唆された。
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