研究課題/領域番号 |
20689036
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研究種目 |
若手研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
水田 健太郎 東北大学, 大学院・歯学研究科, 助教 (40455796)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
14,430千円 (直接経費: 11,100千円、間接経費: 3,330千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2008年度: 11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)
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キーワード | 気管支痙攣 / GABA(A)受容体 / 全身麻酔薬 / カルシウムイオン / Ca^<2+> / GABA (A)受容体 / GABA / 受容体 / IP_3 |
研究概要 |
気管平滑筋収縮時の平滑筋細胞内Ca^<2+>濃度([Ca^<2+>]_i)の初期上昇反応は、GABA_A受容体作動薬により抑制された。この抑制反応は(1)細胞外Ca^<2+>の除去、(2)電位依存性Ca^<2+>チャネルの遮断で生じなくなるのに対し、(3)筋小胞体のCa^<2+>を枯渇させた場合は、影響を受けずに存続した。またGABAの投与は気管平滑筋細胞膜を過分極させた。 以上より、気管平滑筋上のGABA_A受容体は、細胞膜を過分極させ電位依存性Ca^<2+>チャネルの開放を抑制する結果、細胞外からのCa^<2+>流入を抑制し気管平滑筋収縮を抑制させることが示唆された。
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