研究課題/領域番号 |
20700188
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
杉田 祐也 独立行政法人理化学研究所, 動的認知行動研究チーム, 研究員 (70469906)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 経験の概念化 / 意味の合成性 / 学習の計算モデル / ニューラルネットワーク / 認知発達 / 概念化学習 / 認知ロボット / 役割一述語構造 / 分散表現 / イメージスキーマ / 発達学習 / 記号接地問題 / 合成性の原理 / 用法基盤モデル / 自己組織化学習 / 言語発達 |
研究概要 |
我々の柔軟な認知的能力は記号的心的表象によって支えられている。特に、既知の経験の再利用による未知の状況への対応には、記号的表象が欠かせない。本研究は、記号的表象の知覚運動経験に基づいた獲得の計算プロセスを提案した。特に、高度に抽象化・構造化された心的表象と、具体的かつ連続的な知覚運動経験の橋渡しとして、ロボットの身体として与えられる知覚運動レベルの類似性が有効に働くことを実験的に示した。この結果に基づいて、いくつかの既存の認知発達理論を再検討し、それらの新しい計算論的解釈を展開した。
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