確率的生成モデルとその学習法の開発-実データ及び脳計測データへの適用-

• 研究課題/領域番号: 20700220
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 感性情報学・ソフトコンピューティング
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 寺園 泰 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 特任研究員 (90435785)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円); 2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 確率 / 生成モデル / 脳活動 / 隠れ状態 / MEG / 逆問題 / 11-ノルム / 疎 / スパース / ブロックスパース / ベクトル場 / 2次錐計画問題 / l1-ノルム / 学習 / 情報量

研究概要

脳の電気的活動に代表される,少数箇所に大きな値を持つ,向きを有する量,すなわち疎(スパース)なベクトル場の生成モデルを仮定し,計測データからその発生源であるブロックスパースなソースベクトル場を推定する問題に取り組んだ.そして,(1)計測過程のモデルがランダム性を有する場合に対する信号源推定のロバスト化法の提案,(2)最も疎なソースである点信号源の完全推定を保証する原理(必要十分条件)の証明,を行った.

研究成果

• [雑誌論文] Point source reconstruction principle of linear inverse problems (2010)
  • 著者名/発表者名: Yasushi Terazono, Norio Fujimaki, Tsutomu Murata, Ayumu Matani
  • 雑誌名: Inverse Problems Vol.26 参照番号115016
  • 査読あり
• [雑誌論文] Point source reconstruction principle of linear inverse problems (2010)
  • 著者名/発表者名: Yasushi Terazono, Norio Fujimaki, Tsutomu Murata, Ayumu Matani
  • 雑誌名: Inverse Problems 巻: 26
  • 査読あり
• [学会発表] 生体磁気逆問題のスパース解法の順問題誤差へのロバスト化 (2008)
  • 著者名/発表者名: 寺園泰
  • 学会等名: 統計数理研究所研究集会「逆問題とその応用」
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-10-23
• [学会発表] A Nonlinear Minimum Norm Method for Bioelectromagnetic Inverse Problems Robust Against Forward Calculation Errors (2008)
  • 著者名/発表者名: Yasushi Terazono
  • 学会等名: International Conference on Biomagnetism 200
  • 発表場所: Sapporo
  • 年月日: 2008-08-25
• [学会発表] A Nonlinear Minimum Norm Method for Bioelectromagnetic Inverse Problems Robust Against Forward Calculation Errors (2008)
  • 著者名/発表者名: 寺園 泰
  • 学会等名: International Conference on Biomagnetism 2008
  • 発表場所: Sapporo
  • 年月日: 2008-08-25