配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
統計解析の不可欠な作業としてモデル選択がある.これは,モデル候補が複数あるときに,どのモデルが最もふさわしいかをデータから決める方法のことである.このモデル選択の最も基本的なものとして,AICの利用がある.AICはモデル内で推定される分布と真の分布の距離の推定量であり,これを最小にするモデルが最適なものとして選択される.しかし,特異モデルと呼ばれるものにおいては,実は妥当なAICがこれまで導かれていない.本研究の成果は,構造変化モデルや因子分析モデルといった特異モデルの具体例において,妥当なAICを導出したことにある.
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