研究課題/領域番号 |
20700330
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
植村 健 東京大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (00372368)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 神経伝達物質 / 受容体 / 神経科学 / 神経伝達物質・受容体 / シナプス形成 / 小脳 / グルタミン酸受容体 |
研究概要 |
GluRδ2のN末端細胞外領域(NTD)の役割を明らかにするため、GluRδ2のNTDをGluRδ1のNTDで置き換えた遺伝子(α1NTD/GluRδ2)とGluRδ1のNTDに置き換えた遺伝子(δ1NTD/GluRδ2)をそれぞれ有する遺伝子改変マウスを標的遺伝子組換えにより作出した。現在までに、組換えES細胞を用いてキメラマウスを得ている。また、GluRδ2の役割を培養神経細胞で検証した。その結果、GluRδ2が直接シナプス前終末の分化を誘導する活性を有していること、その活性にはGluRδ2のNTDが必要かつ十分であることを見出した。さらに、分泌蛋白質Cbln1がGluRδ2のNTDに結合し、GluRδ2のシナプス前終末を誘導する活性にはCbln1が必要不可欠であることを見出した。
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