研究課題
若手研究(B)
シナプス前終末からの神経伝達の放出においては、活動電位依存的な細胞外からのカルシウムイオン(Ca^<2+>)流入が不可欠であり、それを制御しているのが電位依存性Ca^<2+>チャネルである。我々は、Rab3結合タンパク質として同定されたRIM1が電位依存性Ca^<2+>チャネルβサブユニットに結合してCa^<2+>チャネル活性を持続させ、その結果として神経伝達物質の放出が増大されることを報告した。RIMタンパク質には、4種類のサブタイプ(RIM1-4)が報告されている。そこで、RIM2-4に着目し、その生理的意義の解明を行った。様々な実験結果から、RIM2-4もRIM1と同様にCa^<2+>チャネル活性を制御することで神経伝達物質放出に関わっていることが明らかになった。
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