研究課題
若手研究(B)
タンパク質産生効率を向上させるために人工染色体ベクターを用いたタンパク質産生系を計画した。予備実験として、 CHO細胞中の人工染色体ベクターにタンパク質発現ベクターを導入し、効率よくかつ安定にタンパク質が発現することを明らかにした。さらに発現量を増加させるために導入した遺伝子のコピー数を増加させる試みを行った。その結果、通常と比較してコピー数の増大を認めたクローンを得ることに成功した。 本研究ではトランスクロモソミックマウスを用いた研究を計画している。鳥取大学で開発されたトランスクロモソミックマウスは染色体工学と発生工学の融合によって開発したまったく新しい技術より作製した遺伝子改変マウスであり、従来の遺伝子改変マウスの問題点を克服できる。本研究では、複数の遺伝子を染色体の特定部位に導入できるES細胞の構築に成功した。
すべて 2009 2008
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (2件)
Proc Natl Acad Sci U S A. 106
ページ: 19029-19034
Proc Natl Acad Sci USA 106
Am J Dermatopathol. 30(5)
ページ: 477-80
American Jurnal of Dermatopathol 30
ページ: 477-480