研究課題/領域番号 |
20700367
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
実験動物学
|
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
金子 武人 熊本大学, 生命資源研究部・支援センター, 助教 (30332878)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | マウス / ラット / 精子 / 保存 / ICSI / フリーズドライ |
研究概要 |
精子の室温保存法の開発は、バイオリソース事業において革新的な技術である。現在、室温保存実現に最も近い精子保存法はフリーズドライ法であると言える。フリーズドライ法は、液体窒素を必要としない低コストでの保存・簡易輸送が可能な方法である。本研究では、ラットにおけるフリーズドライ法の開発を目的とした基礎的研究を行った。その結果、ラット精子はフリーズドライ後4℃で1年間の保存後も高い受精能を保持しており、これら精子と受精した卵子から正常な産子を得ることができた。また、精子クロマチンの正常性が室温での長期保存に重要なファクターであることが明らかとなった。
|