研究課題
若手研究(B)
皮質骨の微細孔構造様式及び基質特性が大腿骨頚部骨折を引起す要因の1つとして考えられることから,本研究では大腿骨頚部皮質骨の骨石灰化度と微細孔構造を定量評価することによって,それらパラメータが骨脆弱化に与える影響について解明することを目的とした.皮質骨において石灰化度にバラツキは小さかったことから,微細孔構造すなわち空隙率の増加が骨脆弱化による骨折を引き起こす重要な因子であることが示唆された.
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