配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究概要 |
内視鏡下手術用「サージェリレコーダ」の提案開発を行ってきた.低侵襲手術の客観評価と手術事故の事後解析が目的である.今までに,位置/力センサを内蔵した手術データ鉗子の開発と,生体ブタを用いた検証実験を行い,デバイスの有用性とコンセプトの合理性を実証できた.現場に柔軟に対応できるシステムレイアウトが必要であったために,ナショナルインスツルメンツ社製LabViewを用いたデータ収集・解析システムを新たに開発した.データ収集システムの最適化を円滑に行うために,低侵襲手術を模擬した動物実験ではなく,整骨鍼灸院の協力を得て,人に対する腹部の触診(腹診)を無侵襲でデータ収集することにした.センサユニットの形態は変わるものの,力センサと位置センサを使用し,結果的に,手術記録に転用可能なコンパクトシステムと実用性強化を実現できた.
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