研究課題
若手研究(B)
安価で簡便な部分免荷歩行訓練装置である懸垂式歩行器(BWS walker)による脳卒中片麻痺患者の歩行訓練は従来から行われている訓練方法と比較して、訓練時の歩行速度が高まりながらも訓練を介助する理学療法士のPhysiological Cost IndexおよびO_2 costが従来の歩行訓練と比べともに低く、介助者の身体負荷が低かった。BWS walkerによる歩行訓練は、単位時間当たりの歩行量が増えるとともに、介助者をより歩行の介助や誘導に集中させることができると考えられる。