研究課題/領域番号 |
20700558
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 高崎健康福祉大学 |
研究代表者 |
児玉 直樹 高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 准教授 (50383146)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 認知症 / 画像 / アルゴリズム / 医療・福祉 / 脳・神経 / コンピュータ支援診断 / 医用画像処理 / MRI / 軽度認知障害 |
研究概要 |
本研究は変性性認知症疾患の早期診断について研究した。対象は物忘れを主訴としてクリニックを受診し、アルツハイマー型認知症と診断された30例、および健常高齢者の30例の計60例である。なお、年齢および性別について有意な差は認められなかった。MRI画像から脳実質を抽出し、抽出された脳実質画像から濃度ヒストグラムを作成した。濃度ヒストグラムから得られる7種類のテクスチャ特徴量を算出した。 テクスチャ特徴量を用いて、アルツハイマー型認知症と健常高齢者を識別したところ、感度80.0%(24/30)、特異度73.3%(22/30)であったが、ニューラルネットワークを用いて識別した結果、感度100%(30/30)、特異度93.3%(28/30)であった。以上のことから、ニューラルネットワークを用いることでアルツハイマー型認知症の早期診断は可能であると考えられた。
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