研究課題
若手研究(B)
遺伝的肥満モデルマウスであるob/obマウスを用いて、肥満と行動リズム及び食事摂取リズムの関連について検討した。その結果、正常体重のコントロールマウスと比較してob/obマウスでは一日の運動量が低下しているとともに24時間の行動リズムが変化していた。またob/obマウスを用いた食餌時間の調節による検討では、明期のみ食餌を摂取させた明期群は、暗期のみ摂取させた暗期群と比較して明期と暗期の行動量の差が小さく、また24時間の合計行動量が少ない傾向であった。食餌時間の調節による行動パターン及び行動量の変化は、ob/obマウスの内分泌系の異常に影響している可能性があり、今後の解析が必要である。
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