研究課題
若手研究(B)
実践型のリーダー育成プログラムをインタープリターに提供したところ、プログラムにおいて共通性があるものの、特に安全管理に対しニーズがあることが明らかになった。また、海外の比較対象として豪国のCVAと、米国のEarthCorps(Seattle)を調査した。前者は、エコツーリズムを主軸にしているため、本部のトレーナーと各事務所が教育を担当していた。また、国により人材育成プログラムが標準化され、通信教育が導入されている点は特徴ある仕組みといえる。一方、後者は、教育としての奉仕活動を事業の主軸とし、担当スタッフが連携して教育を担当していた。EarthCorpsの場合は、週5日のうち4日が現場の環境保全活動で、1日は教育日とされ、作業面だけでなく、自然環境、地域コミュニティー、リーダーシップについて実施されていた。いずれの国においても実践型NPOでインタープリターの技能育成はされていなかった。また、サービス内容の違いにより人材育成様式も異なることが示唆された。
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Journal of Landscape Architecture in Asia Volume5, October 2010, Japanese Institute of Landscape Architecture, Chinese Society of Landscape Architecture, Korean Institute of Landscape Architecture. 5
ページ: 118-123
120003646783