研究課題
若手研究(B)
中世の製塩遺跡から発掘されたかん水溜めの付着物の起源は、付着物中の環境放射能と同位体」より、付着物の起源は海藻もしくは海草由来であると考えられた。また、海藻類のいくつかの微量元素を組み合わせることにより、どの海域を産地とした藻塩であるのか判定する基礎となる可能性を示唆した。また、古代塩の材料の一つである海藻中のヨウ素同位体比を測定したところ、核実験前後で100倍以上の同位体比の変化が見られ、急速な人間活動が海洋環境を変化させることが明らかとなった。
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