研究課題/領域番号 |
20710005
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 独立行政法人農業環境技術研究所 |
研究代表者 |
和穎 朗太 独立行政法人農業環境技術研究所, 物質循環研究領域, 任期付研究員 (80456748)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 土壌圏現象 / 自然現象観測予測 / 表面界面物性 / 土壌学 / 二酸化炭素排出削減 / 土壌炭素安定化 / 分解抑制 |
研究概要 |
陸域最大の炭素プールである土壌有機物の蓄積メカニズムおよび土壌炭素分解の温暖化応答を規定する因子の解明を目指し、有機物と土壌鉱物の反応という新しい着眼点から、以下の研究を行った。先ず、選択溶解法を改良し、土壌鉱物の中でも有機物との反応性が高いとされる鉄・アルミニウム酸化物による土壌有機物の安定化を定量的に評価した。次に、比重の違いを基にする分画手法から起源や反応性の異なる土壌有機物を別個に評価し、土壌有機物分解の温度依存性は、微生物がアクセスしやすい軽比重画分の炭素構造が複雑であるほど増加するというアレニウスの反応速度論と一致する傾向を発見した。
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