研究課題/領域番号 |
20710008
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
栗原 晴子 琉球大学, 亜熱帯島嶼科学超域研究推進機構, 特命助教 (40397568)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 海洋酸性化 / 二酸化炭素 / 石灰化 / 石灰化関連遺伝子 / ウニ / pH / 酸性化 / 温暖化 / 炭酸カルシウム / バイオミネラリゼー / 石灰化生物 |
研究概要 |
大気二酸化炭素濃度の増加に伴い海では、海水のpHおよび炭酸カルシウム飽和度の低下する酸性化現象が予測されている。近年、海水が酸性化するとウニや貝類など炭酸カルシウムを合成する生物の殻や骨の形成不全が引き起こされることが明らかにされつつあるが、その影響の機構は未だ解明されていない。本研究では異なるpH環境下でウニ幼生を飼育し、骨の形成に関わる遺伝子の発現への影響を探った結果、Ca^<2+>の輸送に関わる遺伝子がpHに依存して低下することが明らかになった。従って、酸性化は遺伝子レベルで生物の石灰化機構に影響を及ぼすことが初めて示唆された。
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