研究課題
若手研究(B)
最近、大気環境中から多環芳香族炭化水素(PAH)に塩素原子が複数置換したハロゲン化PAHが見出されてきたが、ハロゲン化PAHの環境動態に関する知見は極めて乏しく、未だ不明な点が数多く残されていた。本研究では、大気や土壌といった様々な環境中からハロゲン化PAHが普遍的に存在していることを見出した。とくに臭素原子がPAHに置換した臭素化PAHを初めて大気環境中から検出した。さらに大気の高時間分解観測により、ハロゲン化PAHは太陽光により分解されることが示唆された。また、大気中のハロゲン化PAHの曝露リスクをダイオキシン受容体活性から推定したところ、PAH曝露リスクより低いことが推定された。
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