研究課題/領域番号 |
20710042
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山本 浩一 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (40362694)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 倦怠感 / 放射線 / 抗がん剤 / ラット / グルタミン酸 / 腫瘍壊死因子-α / シクロオキシゲーゼ / TNF-α / IL-1β / シクロオキシゲナーゼ / プロスタグラディンE_2 / サイトカイン / マイクロダイアリシス法 / Suncus Murinus |
研究概要 |
放射線や化学療法で生じる宿酔には脳内で産生する炎症性サイトカイン(IL-1β、TNF-α、COX-2)が関与すると考え、いずれのサイトカインが重要か検討した。ドセタキセル、シクロホスファミド投与によりラットは宿酔を発症したが、COX-2はドセタキセルのみで発現し、シクロホスファミドではTNF-αが発現した。実際、COX-2阻害剤はドセタキセルによる宿酔のみ抑制した。以上の結果から、脳内でドセタキセルにはCOX-2が、シクロホスファミドにはTNF-αが、発症に関与していることが示唆された。
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