研究課題
若手研究(B)
本研究では,ポリ塩化ビフェニル(PCBs)の代謝物である水酸化PCBs(OH-PCBs)が,ヒラメの初期胚に対して及ぼす影響を解析した。その結果,OH-PCBsの一部の異性体(4-hydroxy-2',3,5,5'-tetrachlorobiphenyl)は0.1ppb以上の濃度で発生異常,特に頭部末梢神経の形態的異常を引き起こすことが明らかとなった。本研究結果より,OH-PCBsがin vivoにおいても甲状腺ホルモンの機能をかく乱する可能性が示唆された。
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