研究課題/領域番号 |
20710091
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ナノ材料・ナノバイオサイエンス
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
川崎 英也 関西大学, 化学生命工学部, 准教授 (50322285)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | レーザー脱離イオン化質量分析法 / ナノ粒子 / SALDI-MS / 環境分析 / バイオ分析 / 金属ナノ粒子 / ソフトイオン化 / レーザー脱離 / イオン化質量分析 / 金ナノ粒子 / 交互吸着膜 / 薄膜 |
研究概要 |
本研究は、環境バイオセンシング技術への応用を目指して、表面支援レーザー脱離イオン化質量分析(SALDI-MS)のための新規なSALDIプレートの開発を目的としている。その研究成果として、SALDI-MSのための新規なナノ粒子積層薄膜プレート、(1)金ナノ粒子/高分子交互積層薄膜と(2)ポリエチレンイミン修飾グラファイトシートを開発した。金ナノ粒子/高分子交互積層薄膜では、フェムトモルオーダのペプチドの高感度検出、分子量1万程度の蛋白質の検出など、従来の金ナノ粒子を用いたSALDIに比べて、感度と検出限界分子量ともに向上できた。環境分析を目的としたポリエチレンイミン修飾グラファイトシートでは、近年、環境残留の点で問題となっている炭化フッ素系の界面活性剤(PFOS,PFA)の高感度検出と定量分析の有効性を示すことができた。
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