研究概要 |
本研究では,首都直下地震を想定し,首都圏に敷設・分布する道路・鉄道の交通インフラ,電力・都市ガスのエネルギー供給系システム,上・下水道の水処理系システム,並びに電信電話・インターネットの通信系システム等のライフラインを具体的に対象として取り上げ,これらの物理的連結性をノードとリンクにより構成されるネットワークでデジタルモデリングした上で,地震時の物理的被害とそれより波及するシステム機能への影響をネットワーク形態で数理的に表現し,全体ネットワークシステムの地震時脆弱性の定量的な評価手法を開発した.
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