研究課題/領域番号 |
20710164
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
篠原 憲一 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教 (70378561)
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連携研究者 |
板東 俊和 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (20345284)
杉山 弘 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50183843)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | テロメア / 核酸 / Py-Imポリアミド / 細胞老化 / DNAアルキル化 / PIポリアミド / 白血病 |
研究概要 |
N-メチルピロール(P)、N-メチルイミダゾール(I)を基本単位として構成されるPIポリアミドへDNAアルキル化分子を融合させた分子を合成し、テロメア長や細胞増殖に対する影響を評価した。さらに、従来のアルキル化部位CBIを、chlorambucilへ変更・改良した分子も開発し、同様に評価を行った。テロメアを標的とするPIポリアミドでは、テロメアリピート約2回分に相当する11塩基対認識も達成し、従来のCBI型に比べても遜色のないアルキル化能を示した一方で、CBI型と比較すると細胞毒性は低めであり、アルキル化によるテロメア長変化の様子をより評価しやすくなったと言える。以上の分子改良により、細胞毒性にマスクされないレベルでの評価が容易になった事が予想される。今後、これら分子によるテロメア長短縮効果や、遺伝子発現抑制効果の表面化が期待できる。
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