配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
ミャンマー・バゴー山地のカレン村落周辺では,長期に及ぶ焼畑耕作により木本の優占する植生の一部はタケの優占する植生へと変化したが,様々な遷移段階の休閑林の存在は種の多様性を高め,休閑林からの有用植物の採取も認められている.また,本調査地で広く営まれているタケを伐開する焼畑は休閑期の早期の植生回復を促しており,非常に合理的である.現在,S村周辺の森林植生は伐採と回復がほぼ均衡した状態にある可能性が高く,新たな森林減少の要因となる可能性は低い.現状の人口密度が維持される限りは,植生回復の観点からは持続的な焼畑耕作が可能といえる.
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