研究課題/領域番号 |
20710198
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
ジェンダー
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
山出 裕子 お茶の水女子大学, ジェンダー研究センター, 研究協力員 (10452038)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ジェンダー / 女性文学 / 比較文学 / 移民研究 / 日系研究 / カナダ研究 / ブラジル研究 / 日系文学 / 移民文学 / 表象性 / 比較文化 / グローバリゼーション |
研究概要 |
本研究では、北米と南米にみられる日系女性文化の形成とその変化の過程を比較研究し、そこに現れるジェンダーやエスニシティの特徴を明らかにしている。さらに、特に新しい世代の文化に注目することにより、表象性を用いた新たな文化表象形式に見られる特徴を明らかにしている。日系女性文化研究としては、アメリカを中心にした研究はこれまでにも見られたが、特に本研究では、北米のカナダや南米のブラジルにおける女性文化に注目している。ゆえに、本研究は、日系女性文化の研究に新たな視座をもたらすだけでなく、これまでに行われた研究と比較することで、日系女性文化の持つそれぞれの文化的特徴をより明らかにしていることに意義があると言える。また、近年では、日本に生まれ、外国に移住している女性たちの文学もまた新たな日系世代(「新一世」)の文化として注目されている。これらもまた、従来から見られている英語圏以外の文化圏でも見られるようになっており、その言語、滞在する文化圏は、ますます多様になってきている。本研究では、そうした、これまでとは異なる視座から、日本を考察している女性たちの文学を比較研究することにより、世界に広がる日本女性の文化的特徴とグローバル化時代のその新たな枠組みを示しており、このことは、日系文化研究のさらなる発展に大いに貢献するものであると言える。
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