研究課題
若手研究(B)
西洋中世哲学とイスラーム哲学は、通常、別々の研究者によって研究されることが多い。本研究の独自性は、これら二つを同じ土俵に乗せて比較哲学的に考察していることのうちに見出される。具体的には、トマスの自然法概念とアヴェロエスの法思想を比較考察することによって、キリスト教世界とイスラーム世界の思想構造の連続性と非連続性の双方を明らかにした。現代の世界情勢の中において、文明間対話ということが焦眉の課題となっているが、或る意味では共通の地平の中で文明を形成していたとも言える「中世哲学」の時代に着目することによって、対話の新たな可能性が浮き彫りになった。
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『国際社会科学』第60輯
ページ: 21-38
40018878763
Xavier's Legacies : Catholicism in Modern Japanese Culture(in Kevin Doak ed.)(University of British Columbia Press)
ページ: 145-168
『国際社会科学』第60輯(2010年)
巻: 60 ページ: 21-38
Xavier's Legacies : Catholicismin Modern Japanese Culture(Kevin Doak ed.)(University of British Columbia Press)
創文(創文社) No.531
ページ: 10-13
40017219570
創文
巻: 531 ページ: 10-13
西洋中世学会編『西洋中世研究』第1号
ページ: 156-169
40017447720
中世哲学会編『中世思想研究』 51号
ページ: 142-155
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創文(創文社) No.516
ページ: 55-58
40016535573
西洋中世研究 1
中世思想研究 51
中世思想研究 51(印刷中)
創文 516
Proceedings of the American Catholic Philosophical Association Vol.81
ページ: 251-262
Proceedings of the American Catholic Philosophical Association 81
