研究課題/領域番号 |
20720012
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
護山 真也 信州大学, 人文学部, 准教授 (60467199)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 比較思想 / 形象 / センスデータ / ダルマキールティ / ラトナキールティ / 自己認識 / 知覚 / 合理性 / 多様不二論 / センス・データ / 形象虚偽論 / 有形象認識論 / プラジュニャーカラグプタ / 全知者 / 聖典に依拠する推理 / 知覚論 / ヨーガ行者 |
研究概要 |
本研究は、ダルマキールティの『プラマーナ・ヴァールッティカ』第三章後半ならびにラトナキールティの『多様不二照明論』の解読研究に基づき、外界対象、形象、自己認識という三要素を整合的に理解する方策、ならびに形象真実論と形象虚偽論との対立に絡む概念知の働きを解明した。また、W・セラーズによって提起された「所与の神話」とも重なる論点に関連して、解脱論と結びつく合理性を考える仏教認識論の体系では、形象は経験的知識の基礎づけの役割を担うわけではないことが明らかにされた。
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