研究課題/領域番号 |
20720027
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小野 佳代 早稲田大学, 高等研究所, 研究員 (60386563)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 東アジア / 仏教美術 / 供養者像 / 伝播 / 香炉 / 跪 / 供養 |
研究概要 |
本研究の目的は、飛鳥時代の美術作例中にあらわされた"供養者像-手に供物を持って跪く-"に注目することによって、中国から朝鮮半島を経て日本に伝播した仏教がいかなる様相で日本に受容されたのか、その実態を明らかにすることである。中国、韓国、日本において実地調査を行ったところ、中国の仏教徒(俗人供養者)たちがインド由来の「跪く」姿勢を自らの供養法として受け入れたのは、中国・南朝の方が北朝よりも早く、その供養者の図像が朝鮮半島の百済、そして飛鳥時代の日本へと伝播したと考えられた。
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