研究課題/領域番号 |
20720031
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館 |
研究代表者 |
金井 裕子 独立行政法人国立文化財機構九州国立博物館, 学芸部企画課文化交流展室, 研究員 (10443623)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 16世紀 / 粉本 / 近世絵画 / やまと絵 / 日本画 / 土佐派 / 日本絵画 / 近世 / 絵師 / 町絵師 / 平家物語 / 北野天神縁起 / 住吉派 |
研究概要 |
本件は国内外に点在する、日本近世初期における粉本を使用した絵画作品の基礎調査を旨とする。従来粉本使用の作品は転写本として研究対象から外れる傾向があるが、これらの詳細な比較や分類を行うことは、絵画の制作過程を考察する上で極めて重要であると考えられる。本研究ではこれらの史料的価値を積極的に認め調査を行うとともに、その系統分類を行った。研究成果として、国外作品6件、国内作品10件の計16件について資料が収集できた。今後はこれらの成果を基に、粉本の流通や使用過程、ひいては制作背景について考察したい。
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