研究課題/領域番号 |
20720047
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
|
研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
中野 正昭 明治大学, 文学部, 兼任講師 (40409727)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 浅草オペラ / ミュージカル・レヴュー / 音楽劇 / 大衆文化 / 演劇学 / 音楽学 / 大衆文化論 / 芸術諸学 / 日本文学 / 比較文学 / 近代日本演劇 |
研究概要 |
本研究では、大正期に流行した浅草オペラがどのような舞台だったかを、オペラ座の検閲台本を基に考証した。従来、浅草オペラは西欧オペラを<簡略化>したものに過ぎないと考えられてきた。しかし、上演台本を調査・分析した結果、実際には、台詞や場面を新たに書き加えたり、興行法に従うために一つのグランドオペラ作品を複数回に分けて上演するなど、当時の日本の観客が既知の演劇文化の文脈の中で享受できるように工夫を凝らした、日本独自の演劇として<再構成>されたものであることを、具体的な作品の上から明かにした。
|